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毎週1000着売れるヒット商品に!チャオパニックのインスタ動画、成功の理由【動画PRの成功事例】

2017.06.07

ムープレ編集部

http://movie-press.jp/

動画プロモーションで成功している企業は、どのような点にこだわって動画を制作し、プロモーションを実施していのでしょうか。【動画PRの成功事例】では、ムープレの動画プロモーションの実例を、担当者へのインタビューを交えながら紹介しています。今回ご紹介するのは、多数のアパレルブランド展開する株式会社パルが、アパレルブランド「Ciaopanic」(チャオパニック)で行ったInstagramの動画広告。ヒット商品の誕生に繋がった動画プロモーションの裏側に迫ります。

「撥水加工Tシャツ」のプロモーション施策として動画とInstagramを活用

チャオパニックは、メンズ・レディスのカジュアルウエアを展開するブランド。10歳代から20歳代の男女を中心に、広く支持されています。2017年の春夏シーズンも多数のアイテムを販売する中、シーズンのイチオシアイテムの一つとして生産した「撥水加工Tシャツ」で、動画とInstagramを活用したプロモーションを展開することになりました。

動画の制作を決めた理由について、「撥水加工Tシャツ」のWebプロモーションを担当した國宗篤史さん(パルグループクリエイティブデザイン室室長)は、「過去の実績から見て、お客様が映像に関心があると感じていました」と、動画プロモーションが顧客層に対して効果的だと感じていたことをあげています。

商品をPRするのではなく、映像自体に興味を持ってもらえる動画に

「撥水加工Tシャツ」は、この汗シミ防止、防汚加工が施されたポケットTシャツ。コットン100%のTシャツの欠点でもあった速乾性の低さが解消され、汗が肌に残りにくく、快適な着心地を長時間持続できることが特徴の商品でした。ポケットTシャツは多くのアパレルブランドが発売する定番アイテムのため、差別化を目的に特徴を全面に押し出したPR動画の制作を考えがちですが、國宗さんの考えは異なりました。「商品をPRするよりも、10歳代から20歳代の女性に映像自体に興味を持ってもらえるものにしたい」。動画を楽しんでもらうことを第一にした考えを持っていました。

そしてこだわったのが「一番響きやすい映像画角」「素人感のある編集グセ」「キャスティング」の3つのポイント。ムープレの動画ディレクターと打ち合わせを重ね、それぞれ次のように決めて撮影を行いました。

<一番響きやすい映像画角>

10歳代から20歳代の多くがスマートフォンで動画を視聴することを意識し、縦型動画を採用。

<素人感のある編集グセ>

プロっぽさのある映像ではなく、ユーザーが見慣れているリアルな雰囲気を出すため、動画は敢えてiPhoneで撮影。

<キャスティング>

アーティストのMVへの出演やモデルとして活躍し、10歳代から20歳代の女性のファンが多いアリスムカイデさんを起用。

そうして完成したのがこちらの動画です。

「STORY #01 CIAOPANIC × アリスムカイデ」は、アリスムカイデさんとの原宿デートを映したショートムービー。iPhoneで撮影をしたカメラマンがアリスムカイデさんの恋人役となり、恋人目線でストーリーが進行していきます。縦型の画角やiPhoneの画質がリアルな雰囲気を作り出し、数秒単位で次々と場面が変わり、見ていて飽きのこない構成になっているのが特徴です。

動画には商品やチャオパニックをPRする要素はごくわずか。撥水加工Tシャツにコーラがかかってしまう場面も、機能美の説明はせず、すぐ次の場面に。チャオパニックの店内での買い物シーンもわずか数秒しか収録されていません。原宿デートを通じてアリスムカイデさんの魅力やファッション、ストリート感のある映像を、視聴者が楽しんで見ることができる動画に仕上がっています。

インスタ動画広告では、ユーザーの「気になる!」を誘う内容に再編集

先ほどの動画は、「撥水加工Tシャツ」の特設ページや特設ページで展開。Instagramの動画広告では、「STORY #01 CIAOPANIC × アリスムカイデ」の正方形15秒バージョンを制作して配信しました。

この動画の冒頭にTシャツにコーラがかかるシーンを入れたことで、Instagramユーザーから「えっ!」「気になる!」と大きな反響。動画の視聴回数、いいね数ともに順調に伸びていきました。特に動画の視聴においては、1週間で10万回以上再生され、視聴したユーザーの66%以上が動画を最後まで視聴。SNS動画はユーザーが動画の途中で離脱することが多く、最後まで視聴されたのが10%や20%という動画広告も当たり前のようにある中で、非常に好結果といえます。

さらには、動画が気になったユーザーの多くが「撥水加工Tシャツ」の特設ページに遷移。特設ページでは「撥水加工Tシャツ」の特徴を説明しており、多くのユーザーに商品の魅力も知ってもらい、販売にもつながり、國宗さんのお話によると、「撥水加工Tシャツ」は週間1000枚以上が販売されるチャオパニックのヒットアイテムになったそうです。

<事例まとめ>PR動画成功のポイント

  1. 1.ユーザーのことを考えた動画の制作
  2. 2.動画、Webサイト、SNSの特徴や役割の理解

動画PRにおいては「商品を売りたい」という思いが強く、商品PRに重点を置きがちになりますが、今回の事例では、「どのような動画にしたらユーザーに楽しんでもらえるか」といったユーザーファストの大切さを再認識することができます。そして、動画だけで全て行うのではなく、動画は興味を持ってもらうツールとして活用し、商品は特設ページで知ってもらうといった、コンテンツごとに役割を分担させていることも大切。iPhoneで撮影した縦型動画は、Instagramの特徴に合致しています。

その結果、ユーザーが広告と意識せず、純粋に楽しめる動画となり動画プロモーションが成功につながりました。


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