初めての動画マーケティング。制作する目的は?動画制作で大切なHHHとは

2017.03.06

ムープレ編集部

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動画マーケティングの担当者になった人に知ってほしい情報を発信していく「初めての動画マーケティング」。プロモーション動画は、ただ漠然と動画を制作していたり、動画制作するだけで満足をしていたりでは、多くの人に観てもらうことはできません。観てもらえる動画を制作するために大切な「動画を作る目的」についてお話します。

Googleが提唱!動画マーケティングのHHH戦略

「HHH戦略」という言葉を聞いたことはありますか?「HHH戦略」とは、Googleが提唱する動画マーケティング戦略のことで、動画マーケティングを行なう際には、ターゲットのインサイトや興味関心をきちんと理解し、それに応える動画コンテンツを制作することが大切だとしています。Hは、コンテンツを大きく3種類に分けた際の頭文字を指しています。それぞれ、「HERO」「HUB」「HELP」です。動画を制作する目的を整理し、「HERO」「HUB」「HELP」のどの動画にするかを決めることで、ただ漠然とした動画制作ではなくなり、効果的な動画マーケティングを実施できるようになります。 3タイプの動画それぞれの役割について、順番にご説明いたします。

 


「HERO動画」目的:商品やキャンペーンの認知拡大や情報拡散

HERO動画は、プロモーションしたい商品と潜在顧客の最初の接点会になる動画です。潜在顧客に商品を知ってもらえるよう、企業側からアプローチしていくプッシュ型の動画といえます。動画マーケティングを行なう目的が次のような場合にHERO動画を制作します。

  1. 1新商品を発売する際に、商品を広く知ってもらうため
  2. 2これまで接点のなかった新規顧客の開拓を行なうため
  3. 3キャンペーンの実施に関する情報を広く拡散するため

HERO動画を制作する際に大事なのが、「動画を見た人に興味・関心を抱いてもらうこと」です。そのためには、「面白い」「カワイイ」等、人の心を動かすような動画を作ることが大切だとされています。また、多くの人に見てもらえる、注目してもらえるように、FacebookやTwitter等で広く拡散することを狙う必要もあります。

 

<HERO動画の一例>

大塚製薬 カロリーメイトCM|「夢の背中」篇 120秒

出典:大塚製薬YouTube公式チャンネル

 


「HUB動画」目的:商材を知った潜在顧客に、より興味を抱いてもらう

HERO動画が商品を知らない人に「知ってもらう」ための動画なら、HUB動画は次のステップ。商品を知った人に「欲しい」と思ってもらうための動画です。HERO動画には、商品に関する具体的に説明を含まないケースが多いため、HUB動画で具体的に商品を説明していきます。欲しいと思ってもらう手段はさまざまあり、一例としては次のような目的が挙げられます。

  1. 1商品を好きになってもらうため
  2. 2商品の魅力を伝え、競合他社との差別化を図るため
  3. 3商品を購入するメリットを知ってもらうため

「他社製品にはない機能がある」「値段が手頃である」「買うと毎日の生活が便利になる」等、商品を知り、嬉しいと感じるポイントを紹介していきます。その際には、「どのような商品なのか知りたい」という「知りたい部分」を理解し、応える動画であることが大切です。存在顧客が興味を持つところや、商品を知ったら何が気になるのか等を理解した上で制作をしましょう。 さまざまな視点で商品を紹介できる場合は、シリーズ化し、絶えず新しい情報を出していくこともプラスになります。

 

<HUB動画の一例>

MUJI無印良品:Good enough Living

出典:無印良品YouTube公式チャンネル

 


「HELP動画」目的:購入への最後の後押しやリピーターの獲得

HELP動画の役目は大きく分けて2つ。ひとつは「商品を買いたい」と思っている人に対する最後後押しをすること、もうひとつは商品を買ってくれたお客さまにリピーター(ファン)になってもらうことです。

  1. 1商品の具体的な使用方法を知ってもらうため
  2. 2お客さまが抱く不安を解消するため
  3. 3さまざまな場面で使用できることを知ってもらうため

上記のようなケースでHELP動画を制作します。ひと言で表すなら、お役立ち動画です。Q&A形式で不安を解消するような動画であったり、食品であれば、その食品を使ったアレンジレシピの公開だったりがHELP動画に該当します。 また、「電子レンジが欲しい」といったように商品だけが決まっており、メーカーは決まっていないお客さまも多くいらっしゃいます。そのようなお客さまに自社の商品を理解し、購入して頂けるようプロモーションする際にもHELP動画を活用します。お客さまどのようなキーワードで検索をしているかを理解し、そのキーワードに対する適切な解決作を提示している動画を作ることが、良い動画のポイントです。

 

<HELP動画の一例>

和風イタリアン!卵・乳製品なしで作る抹茶ティラミスの作り方:How to make Matcha Tiramisu | Veggie Dishes by Peaceful Cuisine

出典:ビデリシャス

 


「どの情報を届けたいか」「誰に情報を届けたいか」

以上がHHH戦略です。ご理解いただけたでしょうか? ところで「HEROは潜在顧客」「HUBは見込み客」「HELPはお客さま」とお客さまを表す言葉が変わっていることに気が付きましたか?新規顧客を獲得したいのか、既存のお客様に買っていただいきたいのか等、HHH戦略は、情報を発信したいターゲットによって分かれているのです。ですので、動画マーケティングの戦略を考える際は、「自社のどの情報を届けたいか」と「どのような状況の人に情報を届けたいか」を整理・理解したうえで目的を固め、HHH戦略に沿って動画制作をしていきましょう。

 

Writer:ムープレ編集部


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